活動記録

Webデザイナーにキャリアチェンジして3年経ちました

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私が未経験からWebデザインスクールに通い始めたのが2019年の秋。
そこからしばらく勉強をして、デザインを本業にしたい!と意思が固まりメーカーのインハウスデザイナーになったのが2020年の8月。

気づけばデザイナーにキャリアチェンジしてから3年以上経ちました。
が、念願のデザイナーになってから現在まで私のキャリアはさらに紆余曲折ありました。

デザイナーになってからの3年間何をしてきたのか、現在は何をしているのか、忘備録としてまとめたいと思います。

3年の間に3回転職

20代のときにやりたいこと迷子で転職を繰り返していた私。
やりたいことが見つかれば仕事は長く続けられる!と過去の私は思っていましたが、なんとデザイナーになってからも3回転職しています笑

それぞれの会社で何をして、なぜ辞めたのかは以下のとおり。

メーカーのインハウスデザイナー(契約社員)

初めてデザイナーとして採用いただいた会社。
仕事内容は社内製品のパンフレットを作成したり、HPの更新作業などでした。
社員の皆様とても良い方ばかりで環境は良かったのですが、怪我により長時間の通勤が難しくなり、リモートワークはNGだったため早期退職となりました。

この会社に勤める前はフルリモートで働いていたこともあり、毎日都内まで通勤する生活をしてみて、やはり私は家で1人で仕事をするのが性に合っていると感じました。
満員電車に乗ることはもちろん、オフィスで周りに人がいるというだけで精神的に疲れるタイプの人間であるということを自覚しました。

不動産会社のインハウスデザイナー(アルバイト)

毎日会社に行く生活は向いていないと自覚し、ちょっと働くことに疲れてしまった時期。
とはいえ働かないと生活ができません。
そこで次の会社は過去の不動産業界での経験を活かしつつデザイン業務もできるとのことで不動産会社にアルバイトで入りました。
週4勤務で、並行して業務委託の仕事もちょこちょこやっていました。

勤務日数が減りだいぶ心も身体も負担が軽減されましたが、業務内容は当初聞いていたより不動産関連の業務が多く、デザインは1〜2割程度。
このままこの仕事を続けてもデザイナーとしての実力はつかないと判断し、再び転職を決意します。

制作会社のWebデザイナー(契約社員)

次の会社は地元の小さな制作会社。
デザインのみの業務に携われ、9割ほどリモートで勤務できる環境です。

これでようやくデザインができる!と嬉しかったのを覚えています。
しかしながらこの会社も数ヶ月で退職。

雇っていただいた身でこんなことを言うのも申し訳ないのですが、雇用形態が契約社員かつ、手取りはアルバイトに毛が生えた程度で今後の生活を考えるとこの条件では長く続けられないなと感じました。
また、将来的に子どもも考えていたので、正社員になって産休育休がしっかり取れる環境に身を置きたいなと考えました。

そしてこの会社に勤めて思ったことは、もし制作会社に勤めて今風のクオリティ高いデザインを提供できるようなデザイナーになりたい場合、しっかりその会社の制作実績等を見て、自分のやりたいデザインの方向性とマッチしているかどうか入社前にしっかりと判断する必要があると感じました。

当時はとにかくデザインをメインにできる仕事に就かなきゃと焦っていましたが、焦らず自分と合った会社を探すのが1番です。

現在の働き方:ベンチャー企業のWebデザイナー(正社員)

そんなこんなでまた転職をし、現在はベンチャー企業のデザイナーとして働き約1年半が経ちました。

フルリモート勤務・正社員・お給料も上がり働き方の面では今までの中で1番満足しています。

仕事内容は入社前に聞いていたのが受託開発で受注した案件のデザインやHPの更新作業等。
入社後体制変更等々あり、SES(派遣みたいな形)でECサイトのインハウスデザイナーの仕事をしています。

最近妊娠がわかり、もうすぐ産休に入る予定。
それに伴いECサイトの仕事は契約終了となるので、果たして復帰後どんな仕事をすることになるのか未定です。(また紆余曲折ありそうな予感がしますね)

デザインの副業は継続中

この3年間、副業でもデザインの仕事をちょこちょこ継続していました。
Webメディアのアイキャッチ作成のお仕事は2年ほど続いており、あとは主に知り合いからの依頼でサイト制作をしたり、ロゴや名刺を作ったりしています。

お給料が少なかった時代、副業収入が少しでもあることで心の安定につながりました。
やっぱり自分のスキルでお金を稼げるってすごい。

この3年間を振り返って

デザイナーになって3年経ったとは言いつつ、制作会社でバリバリやっていた人と比較するとデザイナーとしての実力はまだまだ素人に毛が生えた程度だと自覚しています。

ただ、あんなに仕事が辛くて人生しんどいなって思っていた20代の頃を思い返すと、この3年間紆余曲折ありながらもデザイナーの仕事を飽きずに続けられていることが本当に嬉しく思います。

毎日会社に8時間以上拘束されて、でも生きるためにお金を稼がないと・・と死んだ目で満員電車に揺られていた毎日が嘘のように、この3年間で働き方も仕事への考え方も大きく変わりました。

自分が無理なく続けられる仕事に出会えて本当に良かったです。

あと数ヶ月で生まれてくる子どもも養わなくてはいけないので、デザイナーとしてさらにスキルアップしてイケてるデザインが作れるようになりたいし、しっかり稼いで色々なところに連れていってあげたいし、子育てと両立できるように時間も場所もより柔軟に働けるようになるというのが今後の目標です!